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千葉県の六実駅から六高台桜並木の通りを経た閑静な住宅街にある特別養護老人ホーム松寿園のデイケア棟の改修工事です。

そもそもデイケアサービスとは在宅の高齢者が昼間の通所で治療、リハビリテーションを受けることのできる施設です。病院は退院できたものの、通常の生活や日常作業に完全に復帰するにはまだ早いといった人たちが、理学療法士、作業療法士などの手を借りて、簡単な作業などしながら、社会復帰のための訓練を受けます。簡単な作業としては、折り紙などの紙細工や陶芸、手工芸、調理などが行われますが、ここは施設そのものを家庭の雰囲気に近づけることにより、アットホームな雰囲気を醸し出し、より家庭に近い雰囲気を出すことにより緩やかに家庭復帰をさせていく様な施設を目指しています。

上の写真はその廊下の接続部分からデイケア棟を見た様子。その入り口部分から統一されたテイストで仕上げています。

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施設内の内部の廊下を見た様子。基本的に療養型居室が並ぶ中に切り取るように洗面所、トイレが置かれています。

04_300洗面所を正面から見た様子。車椅子で鏡の前に座るため、鏡を前方に傾斜させ自身の姿を見えやすくしています。

19療養型居室の内部の様子。

13この施設にはこの様な「腰壁型手摺り」が全体に廻されています。福祉施設特有の手摺りの存在をこの様に腰壁と一体化させることにより「それらしくない」空間を作ろうとしました。