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埼玉県新座市新倉にあった木造築30年の古い園舎をその老朽化に伴い建て替えた計画です。圏央道から少し入ったところにある小高い丘から見下ろすところに位置し、雑然と続く住宅街を切り取る様な形で計画されました。旧園舎と同様その建物の性格から必然的にL型で南に向く形でそのサイトは決定されました。

写真はその一辺である前面道路から園庭を通して施設全体を見渡したところ。

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上の写真と直行方向となる児童公園側から見た様子。

DI_04保育園は登園時間、下園時間もまちちであるため施設全体が大きく間口をあけて児童を受け入れる形を取ります。いわゆる「園舎らしさ」とはその形状から導かれるものですが、それは一方で防犯上の観点からは大きく矛盾し、昨今の凶悪犯罪の多発の面から見ても「開かれている」ことが必ずしも安心感には繋がらなくなってきています。その結果この様に開かれつつも閉ざされた構成におのずと集
約していきました。

写真はその入り口オートロックの門扉の様子。

DI_01メインアプローチの様子。
床面のデッキ材は人口木材による「腐らない木」を使用。日常的に最も頻繁に使われる通路です。ここの床仕上げを人工木材にすることで施設全体の外部床面をそれに合わせた形です。

DI_052階のテラスの様子。連続する梁が内部のラーメンからそのまま持ち出される形で出幅2mの庇を構成します。

DI_06鉄骨の梁とアルミサッシの納まり。
一部排煙で使用している欄間もあるため出入り口となる引き違いサッシの無目は全て同じ高さに揃えてます。上部欄間はフラットバーを押渕としたガラス窓で構成。鉄骨メインフレームは室内側にあるので内外の一体感が出せる唯一のディテールです。

DI_21正面玄関の玄関扉をアプローチ動線に沿って見た様子。

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DI_24下足入れ、足洗い場はこの様にコンクリートの塀の内側に填め込まれています。