ISB-C

ITO-C7

この度の建築を行うにあたって解体された既存の建物は築150年、江戸から明治に移り変わるときにに建てられたものでした。その構成要素が殆ど現在では手に入らない貴重な無垢材が多く、この住宅でもその材料を積極的に使い再生を果たしました。象徴的なものがこの大黒柱として文字通りこれまで家を支えてきた柱。300角の大きな断面を有する柱です。
他にも床材で使われていた欅の一枚板を玄関ホールに使用。他にも多くの自然素材が再生されています。

ISB-C_04_300この住宅はキッチン、主寝室以外は和室で構成されています。2間続きの和室、及びその縁側からなります。写真はその奥の座敷の床の間の様子。和室は共通して天井が箱状の形で壁面と50mmの空隙をもって浮かぶ形になります。壁の中の真壁の柱はそのまま隅部で天井内に吸い込まれる様な形で消えていきます。

ISB-C_02奥の座敷から手前を振り返った様子。天井は鴨居上をそのまま連続して2間一体の天井になります。

ISB-C_03天井と壁の取り合いのディテール。