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以前は食堂兼台所と和室が並んでいた1階の南側のゾーンに、新たに寝室を配置しました。周辺の事情から、この住宅のある環境は決して静かな場所ではなく、また周囲の家と近接しているため南側も1階ではあまり陽が差し込まなく、静かな寝室を作る、という選択が必然的になされました。もともとはその手前にある壁柱のところにアルミサッシがつき、当たり前の様に南側に開口部があったのですが、ここでは開口部の先端にあったバルコニーまで床を広げ、その境界にガラスブロックを配し、南側をこの様な外の見えない構成にしました。

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living_01そもそもここは寝室になるので南側の採光というのはあまり生活の上では関係なく、逆にガラスブロックが光りを拡散させるので照度は通常のガラスとほぼ同様、更には防犯上は圧倒的に有効なので、特に庭の狭い都市型住宅には適した解決と考えます。

bagno_01洗面室から浴室を見た様子です。浴室は半間程度隣地境界に向けて突きだし洗面脱衣室と視覚的に一体化、更に天空の光を入れ清潔感を出しています。

もともとここは浴室だったのですが大変狭く、それに準じて浴槽も小さかったため、「大きな浴槽にしたい」という強いご希望が建築主の方にありました。それを受けて考えるとどうしても浴室自体をフレームから張り出さないことには解決ができなく、それをすることにしました。結果としてはフレームから出た部分の上空に天窓を設けそこから自然光も入れられるため今までの閉鎖的な狭い浴室とはうって変わった姿となりました。

壁面は白いマット調のモザイクタイル、天井はVPです。間仕切りのガラスはテンパライトで透明にすることにより洗面室とも視覚的に連続させることが出来ました。