SKN-R

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2階寝室です。天井に見えるのはそのまま垂木と母屋です。面は再びコンパネ1枚でその上がシート防水(既存部分はセメント瓦)です。この家には屋根面の断熱が一切ありません。 全て遮熱塗料に頼った全天候型の全く新しい形態です。
あまり好きな言葉ではありませんがいわゆる「田舎風」の造りと呼ばれるこの手の構造体むき出しの天井面はそももそもその上空の茅葺きのボリューム、更に天井裏のボリュームが屋根面の断熱性を担っています。しかしここではそのボリュームとなる部分は存在しなく、通常の屋根だけでその断熱性能をすべて引きだしています。それによりこの様な構造体を露出させた内部空間が可能になりました。

bed_08既存の建物は塗り壁でそれによる面剛性を保っていたため、外周面だけの不安定な形になっていました。ここでは建物の中心に柱と同じサイズのブレースを入れることにより、この方向の剛性を高め強度的に安定させています。

道路面のファサードは一皮だけ完全に新しいものにしましたが、残りの外壁3面と屋根面は殆どそのまま既存建物のものを使ってます。(屋根は半分レベルを下げてサイドライトをとってます)。すなわちここで焦げ茶色に塗られている構造体は殆どが既存のものをそのまま使ってます。

bed_05築40年の木造住宅のリフォームに際してあらたに設置されたガラスの階段です。依頼主は大手自動車メーカーに勤務している一方大の自動車好きで車のパーツにはじまり日常生活に於いても様々なシーンでディテールから入る、という面白い考え方をお持ちの方です。そんな方に気に入られ間取りを詰めていく以前にこの階段の採用が決まりました。

bed_01耐震ブレースは同時に空間を柔らかく仕切り、寝室のなかの書斎スペースを確保しています。