SZK-C
- COMPLETED
- 2010年
対峙する二棟の一階部分の床面が中庭を介して同一レベルで連続する様子。同時にコンクリートの壁面も中庭から一部延長する形でそれぞれの棟に入り込みます。寝室の前の欅の株立ちはオープンな配置の中で微かなプライバシーを確保すべく機能します。
ライトアップされた欅の株立ちとその背後にある寝室の様子。
寝室側から見た中庭、渡り廊下の様子。中庭に面する外壁は全てコンクリートと鋼製建具により縦割りに分割されます。そのため鋼製建具のガラス面に映りこんだ部分が連続して空間に広がりを与えます。
この中庭のデッキは一部が開閉して下の階に自然光を取り入れる開口部となります。ここからはそのデッキが開閉する様子。写真の様にひらがなの「へ」の字の様な形でその頂点をワイヤーで引き上げ折りたたむように開きます。
完全に開いた状態。この時点で地下のドライエリアが見渡せます。
一方その開いた状態で地下室からドライエリアを通じて上空を見た様子。
今度は逆に徐々に閉じていく様子。
ドライエリアに立って開閉デッキを見上げたところ正面面にあるのが電動ウィンチ。