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浴室は相当な2階に置かれています。建築主の当初からの強いご希望で

・戸外に面したい、それも大きな開口で。感覚的には露天風呂に近い状態でも可
・日常的に浴室としての機能以外にも使いたい
・2階、出来れば3階に設けたい

というリクエストがありました。法的な制限等で3階の浴室は諦めたものの2階の一画にこの浴室を設け、外部から閉鎖されて内側に開いた中庭に対してその大きな開口を設ける、更に床面を伸ばしてテラスをその延長上に設ける等非日常的な浴室をここでは試みました。

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テラスの床と一体にさせるため浴室自体の床も防水層の上から簀の子状の木を貼って「木製床の浴室」にしています。その木はサーモウッド(高熱乾燥技術)という絶乾状態で素材の細胞自体を熱で破壊した材料で吸水性が自然木に比べて極端に悪いためこうした状況下での使用に適しています。その簀の子状の床の上に置く形でバスタブを設置、洗面器、トイレ、シャワーと併せて一体のバスルームとして構成されています。天井面も同じくサーモウッドを用いて色彩的な繋がりを廊下と併せて連続感を持たせる様にしました。

また室内側の仕切りも壁でなく強化ガラスによって床面から全面開放し浴室そのものを日常的に連続した空間とすべく計画されています。上の写真はその浴室を2階にあがったところの階段室からガラス越に見た様子。そのまま抜けて屋外の中庭まで視界は連続します。

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浴槽に沿って屋外を見たところ。サッシも3本引きでそのまま開け放つと2枚分が開放できるサイズになっています。

B_2F_bath_13ジェットバスの機能もつくこの浴槽の水面を通してテラス側を見たところ。テラスの格子は見込み方向に長いためこの方向で見ると視界が広がります。

B_2F_bath_02浴室入り口からシャワーヘッドに向かったところ。シャワー水栓はレインシャワーとハンドシャワーの切り替えが可能です。