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EX_03

中野区弥生町の幹線道路から1本細い道を入ったところに計画された二世帯の住宅です。敷地が面する細い道も法42条2項道路と言われる「将来的に道路となる予定の道」であって現実的には幅員2mの袋状の小径。その小径に面する形でこの住宅は計画されました。
与条件より建物を耐火建築とする方法を選んだのですが、

・搬入の問題で鉄骨は使えない
・RCにすると杭が必要となり、その杭の搬入が出来ない

ということから必然的に木造で耐火建築となる新しい手法「ツーバイフォーによる1時間耐火」なる方法を選択、実行しました。
ツーバイフォーという工法は本来はその「熟練工」を必要としない簡易な組み立て方法をして輸入されたシステムですが、日本の様々な規制、利害関係に揉まれていくうちに特殊な工法となり、しかもそこにボード4重貼りといった手法で耐火建築にまで持っていくため乾式工法でありながら最も手の込んだ建物に結果的になったと言える住宅です。

EX_01上下階で完全な二世帯住宅になっています。1階は写真の中央部分が玄関。二階へは外階段を昇って別の玄関から入ります。

EX_02外階段は鉄骨、グレーチングの段板による階段です。

2F_212階住戸の玄関。玄関を通して反対側まで視界が通ります。