MMP-C

stairway_05_600

西新橋の都市型住宅に於ける一つの要素、「鉄骨による透ける軽やかな階段」の紹介。まずはその踊り場先端部のディテール。 写真の様にこの階段の踊り場部分は鉄骨トラス階段として持ち出し、段板もグレーチングで出来ていて、真下を見るとそのまま透けて地下1階まで見下ろせる「浮いた感じ」の構成です。階段にかかる荷重を12Φの鋼材で分担、軽減しながら最も軽快なストラクチャーの構成と言えます。

stairway_09

日中に階段室を見上げた様子。フロアー毎のバー材を上空の鉄骨フレームからタイロッドを使って吊り下ろします。フロア毎のバー材で2辺支持された強化ガラスが階段室の外壁面を構成。またそのガラスはタイロッドと同一直線上に置かれているため垂直応力をそのまま伝え、ねじれを起こさずにシンプルな形で成立します。鉛直方向の荷重はすべて上空の鉄骨フレームに集約され、そのフレーム自体の交点を本体PCから支える形で吊り込まれます。

stairway_08階段室を正面から見た様子。グレーチングの段板とささら桁と同じ材料で作られた手摺りがぞの僅かな影を壁面に落とします。

day_02建物正面の様子。各室は全てブラインドを下ろした状態での撮影。また階段室のガラス壁面を通して反対側、及び空がそのまま抜ける形で現れます。

day_03建物西側(隣地側)の様子。天空率を極限まで活用してその外壁たるPCのスキンを前面ぎりぎりまで出した状態。隣地建物との比較で更に明確になります。隣地側外壁面は工場打ち込みによる外断熱パネルを敷設。建て方時点で外断熱が完了しています。