MXM-C

day_01

2階にリビングルームがあります。このリビングのCHは約4mで開口部と反対側の面はL字型に天井の低い(と言っても2.5m)部分があり、その上部がロフト状の収納スペースになります。

day_08

リビングからテラスの方を見たところ。木製デッキのテラスを囲う様にガラスのスクリーンがあります。リビング及びその上部階のプライバシーを確保しつつ、採光、開放感を持たせつつ、を両立させるための装置。

day_02

低い天井の部分は食事のスペース、日常的なこまごまとしたものの収納が並び、立ち上がりの壁とはルーバーで見切られます。ルーバーの背面には空調機を隠蔽し、そのルーバーはそのまま奥の客用トイレに切り込む形で続きます。

teracce_03

敷地の形状から必然的に生まれる二つの三角形がぶつかるところ。テラスはこの様に大きく2つの三角形が重なるような形になります。遠近法が自ずと生じ、実際よりもやや深めなストロークを感じさせます。

teracce_05

中世イタリアの広場の様に建物に切り取られ「偶発的に出来た空隙」は意外に心地よい空間になります。死角となるスペースが生じながらもそこに「気配」を漂わせる世界。

day_11リビングのコーナー部分とテラスの「無意識のうちに結果的に出来た空隙」はこのコーナーサッシによって仕切られます。テラスの形を自然に二つに分け、大きなスペースと小さなスペースを作り出します。その小さなスペースはこのサッシによりポケットの様な空間になります。

day_12_300そのサッシの下端のディテール。コーナーの方立てを用いずに見付け巾分をずらすことにより角の存在を消します。

teracce_08_300隣家の笹の葉がそのシルエットをガラススクリーンに映しているところ。借景ならぬ「借影」。ガラススクリーンは室内で座った目線でこの様な10mmのスリットが設けられ大判ガラスの圧迫感を排除しながら綺麗に「分割」されてています。