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新宿区中落合の起伏の多い住宅地で、その小高い崖を切り取るような形で計画された住宅です。その土地の形から開口部は道路面に対してしか設けることが出来ず、十分な開口を開けながらプライバシーを確保するという相反する事象を解決しながら構成していきました。その住宅の様子です。

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全景を正面から見た様子。ガラススクリーンは道路に平行、建物は地型に平行になっているため、建物本体に対してこの様に正面から向かうと、ガラススクリーンが手前に張り出す形でパースペクティブな形状を見せます。またその下部にこの様な三角形の空隙が生まれます。このスペースは来客用の第三の駐車場として使用することが可能です。

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ガラススクリーンを正面から見たところ。必然的に駐車場のスィングドアが奥まった形に見えます。また屋外用フットライトが付いた壁面が反対側からのアクセスのアイストップになります。

night_05_300前面道路に面した三角のスペースはそのままガレージの前面スペースになります。 アイストップの壁面を正面から見る形。この建物はこの様に見る角度によってその目線に垂直な壁が現れます。面と面で構成された立体とその空隙。

night_06_300少し距離を引いて見た様子。前面のガラススクリーンはその背後から当たる照明によりその照度以上の拡散された明るさを醸し出しています。道路面に対してぼんやりと存在する「行灯」の様になります。

night_07_300エントランスの建具に向かったところ。
両脇は嵌め殺しのガラスです。このガラスを通して室内の灯りがうっすらと外に漏れ、同時に外部の仕上げがそのまま室内に連続する形になります。ガラス部分を通して中を見る事は可能ですが巾が狭いためその「気配」だけがわかります。外に対して溢れてくる「気配」を止めるかの様な建具の存在があります。またこの建具は駐車場のスイングドアと同材の木を縁甲板状に貼ったものです。