KIRIN

Lpf_73

ビールメーカーの生ビール市場開拓用ツールとして開発されたビヤバイクです。
銘柄が殆ど問われない生ビール市場にあって、顧客となるビヤホール、ビヤガーデン等に商品である生ビールを置いてもらうための販促ツールはビールメーカーのサプライ品としては必須アイテムとなります。夕涼みの中でビヤグラスを傾ける時、注文される場所からディッシュアップまでの距離がありすぎると、泡もぬけてしまうため、ここでは常にお客さんの間を生ビールの樽が動き回って少しでもその距離を短くするという構想が描かれました。新鮮なビールを直ぐ供給するという目的の機能と、どこか懐かしい郷愁を感じさせる姿をヴィンテージスタイルの一輪車を再現する事により本来あるべきビヤガーデンの姿を再構築しようと試みたものです。

Lpf_71一方ヴィンテージスタイルから来る同軸トルクの問題から起動にかなりの力が必要となるため、ここでは3倍の力を出せる同軸トルクの開発も同時に行われました。前進、後退もペダルの方向で決まるため、フットワークの軽い供給車が客席の間をゆっくり駆け抜ける様子を描きました。

Lpf_72ビール生樽設置部分の詳細。この部分はフレームの左右の連結、車輪の軸の固定も兼ね、自転車全体のフレームの剛性を保つベースになる部分です。