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長野市の中心街から少し離れた東和田地区にある長野三菱自動車販売の本社機能と販売拠点の併用を併せた比較的大規模な本社、ショールーム、サービス工場の複合体として計画された建物です。
新車の展示台数が他と違って圧倒的に多く、またロードサイドの競合する店舗との差別化も必要であったため、ショールームは道路に対して広く長く見せる事が必須とされていました。建物の柱は連続する屋外展示場の柱と等間隔で配置され、ショールーム部分はそこにアルミの皮膜が覆ってある、といった姿を試みました。外装材としてのアルミの皮膜は、内外同時仕上げになるアルミサンドイッチウォールを用いました。サンドイッチウォールは断熱性能があり、又1枚で外壁及び内外装を兼用する事が出来るため、工事工程を大幅に省略する事も出来ました。

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屋外展示場から本社建物を見た様子。この計画では本社建物の列柱をそのまま等間隔で連続させ、屋外展示場にも列柱が並びます。この当時盛んに取り入れられた屋外展示場の見せ方に対する一つの回答です。おまた屋外展示場は背面の壁をこの様に緩やかな円弧に沿って湾曲させその背後にある中古車のストックヤードを全面から隠蔽します。

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本体の建物はその連続する列柱をピロティーの様に用い全てを上方に持ち上げる様に置かれています。またその列柱もその上部の庇に対してかすかな空隙を取り力の伝達を感じさせない浮遊する様な上部の構成を目指しています。

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道路面に面した建物外観です。屋外展示場から連続して来る壁柱の列柱が等間隔で建物に突入してメタリックな表皮で包まれた本体を軽やかに持ち上げる様子。

NAG-P7ショールームの奥の方から道路側を見た様子。2階に上がる階段の手前は「ステージ」の様なスペース。

NAG-P9そのステージと階段の様子。右側の窓からは整備工場の様子がうかがえます。この頃から流行始めた見せる整備工場としての仕掛けの一つ。

NAG-P3客用トイレ。ガラスの甲板と全面鏡をここではじめて採用しました。