TBT-P

KYU-P3_600

小倉市戸畑地区はかつては鉄鋼の町として栄え労働集約型の産業がそのまま街を形成していた面影を現在も残しています。鉄鋼が街から姿を消してから人気のない住宅街が密集し近隣の小倉中心街の発展と関門海峡に挟まれ30年前の面影はそのままに人の空洞化が進んでいる街です。その様な車もほとんど通らない市街地で違和感なく建物に視認性を持たせるため、私達は

狭い道路に対して前面を長く見せる。(屋外展示場からショールームへ貫入するファサードを設定する)
沈んだ色彩の街並みに対して無機的な金属色を対比させる
単純な幾何学的な構成を試みる

といった手法により街に対峙するささやかな抵抗を企てました。

KYU-P9

断面模型で見た内観の様子。左側は事務スペースからショールを見る。右側はショールーム側から事務スペース、2階商談コーナーを見る。

KYU-P7屋根は断熱折半をそのまま露出。天井として使用。その様子の模型。

KYU-P6実際のささら階段が床面に着地する様子。

KYU-P4柱の脚部はコスト的な面から「根巻き」をして床面と剛接合をする形になりました。ここではその「根巻き」を高く立ち上げ柱の被覆的な見え方を消そうと試みました。

KYU-P2屋外展示場の様子。室内から連続する曲面のルーバーがそのまま屋外に伸びます。

KYU-P1建物全体を俯瞰する模型。